Sakaseruは、はじめてのスタンド花贈りに
チャレンジする方を応援すべく
フラスタ(スタンド花)マニュアルを作成しました。
はじめてのスタンド花を贈る際の
参考になれば幸いです。
(不足情報があれば、随時更新してまいります!)

Sakaseruはフラワーデザイナーにオーダーメイドのお花を頼めるサービスです。
このページではSakaseruのことだけでなく、
フラスタ(スタンド花)の贈り方全般について書いていきますので、ぜひお役立てください!
マニュアルではなく、Sakaseruのフラスタについて知りたい方、オーダーをご検討中の方はこちら!
> フラスタ特設ページ
開店祝いや移転祝いなどの、おしゃれなスタンド花をお探しの方はこちら。

フラスタ(スタンド花)とは
フラスタは、「花」「スタンド脚」「オアシス」で構成されています。その背の高さゆえ、大きく公演を盛り上げたい時、思いっきり主張した花を贈りたい時、武道館など公演会場が非常に広い時に贈られます。

商品は、大きく分けて「既製品」か「オーダーメイド」があります。
既製品 |
決められた形のものを購入する。完成形がわかった上で購入したい方におすすめ。 |
オーダー メイド |
公演祝い・出演祝いに贈る場合は特にオーダーメイドがおすすめ。演者さんや出演作品に合わせた特別なお花が作れます。 |
さらに、既製品でもオーダーメイドでも主に以下のようなタイプがあります。
以下のようなものは既製品では難しいため、オーダーメイドのお花屋さんへのご注文になります。

モチーフ

連結
フラスタの値段・相場
フラスタってどれくらいの予算が必要なの?とお迷いの方へ、どのお花屋さんでもこのくらい!という相場をまとめました。
(厳密な価格はお花屋さんごとに異なりますのであくまで目安としてご覧ください)
基本的なフラスタの総額の考え方
フラスタ代+配送回収料+税=総額
フラスタは、宅配便で送れるサイズの商品ではないため、お花屋さん自身が配送し会場で設置、そして回収をすることがほとんどです。そのため、フラスタ代の他に配送回収料が数千円〜発生します(送料無料のお花屋さんもありますが、その場合フラスタ代に送料が含まれています。)
ですので、お花屋さんを比較検討される際は必ず配送回収料も事前にチェックされることをおすすめします。

Sakaseruでは上記に合わせて、システム手数料5%を頂戴しております。
料金計算ツールでお支払い総額を簡単に計算できますので、ご利用ください。
タイプ別フラスタ代相場
金額が上がるよくあるリクエスト
以下のようなリクエストはどのタイプに関わらず金額が上がりやすいです。
・花の種類や多色の指定 例)花はこれを使って欲しい、メンバーカラーの5色を使って欲しい、等
・花の原価の高い青や、染める必要のある黒やゴールドをメインカラーとするご要望
・母の日や年末など、花の原価が高騰している時期のオーダー
フラスタ1段(スタンダードな形)

スタンド花代 20,000円の事例
フラスタ代相場:15,000〜30,000円
安くて10,000円から購入できる店舗もありますが、色の指定などができずお花屋さんにお任せになるものがほとんどです。オーダーメイドでのご注文だと、15,000円〜が相場になります。
また、よくいただく「スタンドを隠すために布を巻きたい」とのご要望は、材料・作業費として2000円〜アップします。
フラスタ2段(スタンダードな形)

スタンド花代 35,000円の事例
フラスタ代相場:30,000〜50,000円
2段のフラスタは品良く豪華に見えるので、装飾で派手に見せるのではなく、お花で豪華に見せたいという方におすすめです。
モチーフを型どったフラスタ

スタンド花代はお問い合わせください
フラスタ代相場:40,000円〜
演者さまの好きなキャラクターや、グループのロゴなど、モチーフを型どるフラスタです。
型が複雑なものでなかったり、サイズが大きいものでなければ40,000円くらいからが相場ですが、そのモチーフの細かさや、ご希望のサイズによって、作業時間と原価がかかってくるため、オーダーされるお花屋さんによくご相談されることをおすすめします。
複数基を連結させるフラスタ

スタンド花代 100,000円の事例
フラスタ代相場:100,000円〜
スタンドを複数基使って、大きく装花するフラスタです。(例えば上の事例は、両端に2段のフラスタを2基、中に1段のフラスタ2基を並べ、下段にアレンジを置いています)
連結のタイプはご希望内容によって大きく金額が変わるため、オーダーされるお花屋さんに事前によくご相談されることをおすすめします。
スタンド花贈りの流れ
1運営会社にレギュレーション(ルール)を確認する
どのお花屋さんに発注するにも、運営会社への以下確認が必要です。まずはスタンド花贈り自体が可能なのかを確認しましょう。

確認方法
- 運営会社やイベントのホームページで確認する
- 運営会社に電話で問い合わせる
- 運営会社にメールで問い合わせる
電話・メールの場合は、スタンド花を贈りたい公演名と公演日時を伝えましょう。問い合わせ先は、会場ではなく運営会社です。会場が花贈りの許可を出していても、運営会社がNGとしている場合があります。
贈れるかどうかわからないままお花をオーダーするのは、お花屋さんにも会場にも迷惑がかかってしまうので、しっかり確認が取れてから、オーダーをしましょう。

運営会社によっては、レギュレーションの発表がイベント当日の数日前など、直前になるケースもあります。そのタイミングでのオーダーは、制作が間に合わなかったり受注枠が埋まってしまっている場合もありますので、Sakaseruでは、「キャンセルできないこと」をご了承いただければレギュレーション発表前でもご注文をお受けすることが可能です。詳しくは
こちら
2お花屋さんを決める
スタンド花を贈れることがわかったら、お花屋さんを決めます。既製品でもオーダーメイドでも、街のお花屋さんでもインターネットのお花屋さんでも、以下は共通で確認しておきたいポイントです。
- 会場はお花屋さんの配送可能エリア内か?
- 運営会社指定の納品日時・回収日時の対応が可能か?
- 公演祝いのスタンド花に慣れたお花屋さんか?自分がイメージしているお花を作ってもらえそうか?購入できそうか?
- 配送料を含めた合計金額はいくらになりそうか?
会場はお花屋さんの配送可能エリア内か?
まずは配送可能かどうかを確認しましょう。
スタンド花は、配達サービスなどを利用せずお花屋さん自身で配送する場合が多いため、お花屋さんによって配送可能エリアが決まっています。
運営会社指定の納品日時・回収日時の対応が可能か?
お花屋さんによって営業スケジュールや営業時間がありますので、この点も確認しましょう。
公演祝いのスタンド花に慣れたお花屋さんか?自分がイメージしているお花を作ってもらえそうか?購入できそうか?
既製品のスタンド花を贈る場合は、配送エリアと納品回収日時が対応可能のお花屋さんであれば、好みのものを選択して購入するのみ、となりますが、オーダーメイドの場合は、イメージ通りのものを作ってもらえるのか判断が難しいですよね。
オーダーメイドの場合は、公演祝いのスタンド花制作の実績が豊富にあり、今までの作品事例が数多く確認できるお店がおすすめです。お花屋さんによって得意なテイストがそれぞれありますので、作品事例を見て、自分のイメージに近いお花屋さんかどうかを確認しましょう。その点インターネットのお花屋さんは、公演祝いに特化しているお花屋さんがあったり、作品の確認がしやすいので、便利です。

Sakaseruはもちろん、公演祝いのスタンド花実績が豊富です。作品事例もたくさん掲載しておりますのでぜひご覧ください。
スタンド花の事例をもっと見る
※事例一覧の金額表記は、お花代のみの金額です。別に、配送料・Sakaseruシステム手数料・消費税がかかります。合計金額についてはスタンド花料金計算ツールでご確認いただけます。
配送料を含めた合計金額はいくらになりそうか?
スタンド花はお花屋さん自身で配送をし、さらに回収もしなければならない関係で、配送料は高くなる傾向にあります。記載の値段が、お花代のみなのか、配送料込みなのかをしっかり確認しましょう。
スタンド花の配送・回収料について
Sakaseruの想い
スタンド花の配送料が無料のお花屋さんがありますが、実はその送料分は、お花代に含まれています。例えば、配送料無料の20,000円のスタンド花を購入した場合、お花は17,000円分ほどのアレンジで、3,000円は配送料にあてられている、といった具合です。
そういった料金設定だと、2つの懸念点があるとSakaseruは考えます。
①お花代がいくらで、配送料がいくらなのか不明瞭なまま、お客様がお支払いをされることになる
②配送先によってお花の質にばらつきがでてしまう可能性がある
Sakaseruは、お客さまに〈お花代がいくらか、配送・回収料がいくらか、の内訳をしっかりご認識いただいてご購入いただきたい〉また、〈配送先がどこでも、常に品質のよいお花をお届けしたい〉といった気持ちから、お花代とは別に配送料を頂戴しております。
スタンド花の送料一覧
3ご予算を決める
お花屋さんを決めたら、そのお花屋さんの商品や作品事例を確認しながら、ご予算を決めましょう。
オーダーメイドで、使いたいお花の種類が決まっていたり、凝った作りのイメージがおありの場合は、どのお花屋さんでもご予算が高くなる傾向にあります。お花は、種類や時期によって、仕入値段に大きく差があるためです。
ご予算をなるべく低く抑えて、ボリューミーにしたい場合は、お花の種類や細かなデザインはお花屋さんにお任せするのがおすすめです。

Sakaseruでは、作品事例を確認しお花代のご予算を決めたら、配送料などを含めた合計金額を
スタンド花料金計算ツールでご確認いただけます。
Sakaseruのスタンド花の事例を見る
Sakaseruスタンド花料金計算ツール
4お花屋さんにイメージを伝える
オーダーメイドで発注する場合は、お花屋さんにお花のイメージを伝えましょう。公演祝いのスタンド花の実績が豊富で作品事例が好みなお花屋さんなら、大まかなイメージを伝えればOKです。
細かくイメージを固めて依頼するよりは、ある程度プロにお任せした方が、素敵に仕上がります。
お花屋さんにイメージを伝えるときのポイント
- 公演作品の雰囲気や、ホームページURL、フライヤー画像などを送る
- お贈り先さまの雰囲気や好きなもの、SNSアカウントを伝える
- イメージに近い作品事例があればその画像を送り、その事例のどんなところが気に入っているのかを明確に伝える
- 色のご指定がある場合は、なぜその指定なのか、理由を伝える

お花屋さんとやりとりがしやすい!
Sakaseruのチャット機能
Sakaseruでは、スタンド花贈りが初めての方でも安心してオーダーしていただけるように、フラワーデザイナーと直接チャットのやりとりができるようになっています。
細かなご要望やご不明点などあれば、お気軽にチャットでご相談いただけます。
-

お支払いまで完了すると
フラワーデザイナーよりチャットで
メッセージが届きます
-

大まかなイメージでも細かいご要望でも
お気軽にフラワーデザイナーに
お伝えください
-

お花が完成し会場へ届けられたら
完成写真が送られます
5立て札(プレート)を準備する

Sakaseruの
シンプル無料立て札

お客さまの
オリジナル立て札
スタンド花には、お贈り先と贈り主の名前を記載した「立て札(プレート)」を立てます。多くのお花屋さんでは、文字だけのシンプルな立て札であれば無料で準備してくれます。
もしお客様ご自身でオリジナルの立て札を作成したい場合は、まずオリジナル立て札をセットすることは可能なのかをお花屋さんに確認しましょう。可能な場合、画像データの送付だけで良いのか、またはお客様ご自身で印刷をし立て札を送付する必要があるのかを確認しましょう。

Sakaseruではオリジナルの立て札をご希望の場合、お客様ご自身で印刷いただき、フラワーデザイナー店舗まで発送をお願いしております。
Sakaseru 無料立て札の依頼手順
オーダー時に詳細情報を入力いただく「ヒアリングシート」に立て札の項目があるので、その項目に宛名や送り主名を入力すればOK。
※無料立て札は、札の形状や書体・文字色などのご指定は承っておりません。フラワーデザイナーが祝い花の立て札マナーを踏まえつつ、バランスよく作成いたしますのでご安心ください。
Sakaseru オリジナル立て札の手順
①ヒアリングシートの「装飾品送付ご希望の方はご記入下さい。 」欄にオリジナル立て札をセットしたい旨を記入
①立て札の画像データを作成
サイズは、スタンド花の場合、A3くらいのサイズ感がおすすめです
②自身で印刷or印刷サービスで印刷する
立て札は立てるための棒を裏に接着させるため、ペラペラの紙の状態ではなくプレートのような形で作成をお願いいたします。また、水がかかってしまっても滲まないように、防水のタイプでご用意されることをお勧めします。
③フラワーデザイナー店舗へ発送(会場納品日の3日前必着)
郵送の場合は、追跡できる形でお送りください。また、配送中の破損が起きぬよう、十分に梱包をしてください。
6装飾品を使用したい場合
装飾品を使用したい場合は、まず装飾品の使用が可能かをお花屋さんに確認しましょう。
可能な場合、お客様ご自身で用意しお花屋さんに送付するか、お花屋さん側で無料または追加料金で用意できる場合もあります。

Sakaseruではお花以外の装飾はすべて、お客様ご自身でご用意いただき、発送をお願いしております。
お客様ご用意の装飾品例

声優さまをイメージした
ぬいぐるみとリボン

年明けの華やかさを
演出する扇子

アニメのテーマである
プールのフラッグ

番組をイラストにしたパネル
ぬいぐるみ、リボン
Sakaseru 装飾品ご用意の手順
①ご注文時のヒアリングシート「装飾品送付ご希望の方はご記入下さい。」欄に装飾品をセットしたい旨を記入いただきご注文
②装飾品を購入もしくは制作
③装飾品の写真とサイズをフラワーデザイナーにチャットで伝える
材質やサイズによってはおつけするのが難しい場合がありますので、フラワーデザイナーの店舗へ発送される前に、写真とサイズをご連絡ください
④フラワーデザイナー店舗へ発送(会場納品日の3日前必着)
追跡できる形でお送りください。また、配送中の破損が起きぬよう、十分に梱包をしてください。
Sakaseruフラワーデザイナーの
スタンド花制作現場レポート
お花代も配送料も、決してお安くないスタンド花。
品質のよいもの、ちゃんと届けてくれるの?配送料、なぜこんなに高いの?とご不安や疑問があることと思います。
そんなお気持ちを少しでも軽減すべく、フラワーデザイナーの実際の制作現場をご覧いただけるよう撮影をしてまいりました。Sakaseruのフラワーデザイナーは皆、最高品質のお花をお届けするため細部までこだわり、納品と回収もフラワーデザイナー自身で行っています。
Sakaseru人気フラワーデザイナーの一人、宮崎の制作現場をご紹介いたします。

フラワーデザイナー宮崎のアトリエ ロザリウム
1お花の仕入れ・アレンジ
お客様よりスタンド花のオーダーが入ったら、フラワーデザイナーがスタンド花のデザインイメージを固めていきます。お客さまとイメージの相違がありそうな点はチャットで細かく確認し、お客様とイメージのすり合わせを行います。
使用するお花を決めたら、できる限りお花の鮮度が良い状態で会場に届けられるよう、直前のタイミングで市場からお花を仕入れ、アトリエでアレンジしていきます。


宮崎の世界観がみるみるうちにできあがっていきます
お花を生けるオアシス(吸水スポンジ)は見えないようにアレンジをするのがプロ。背面もしっかり作り込みます。

葉をたくさん使ってオアシスをしっかり隠します。スタンド花の品質をあげる一工夫
2スタンド花の納品(会場へ搬入)
スタンド花のアレンジが完了したら、車へ積み込み、会場へ向かいます。

スタンド花は配送もフラワーデザイナー自身で行います
会場に到着したら、搬入口を確認し、スタンド花を搬入します。

搬入口が探しづらかったり、駐車場が見つからなかったり…一苦労することの多い搬入工程

スタンド花を軽々持ち運ぶ宮崎。これ実は、とっても重いんです…。力持ち!
会場にスタンド花をセットしたら、立て札をつけ、見た目を整えます。


お花がなるべく長い期間綺麗を保てるように、最後の最後までしっかり給水
セットが完了したら、お客さまへ配送完了のメッセージとともに、写真を撮影しチャットでお送りします。

会場スタッフさんと納品書などのやりとりを行い、回収時間について再度確認。

これでスタンド花の納品が完了です。
3スタンド花の回収(会場から搬出)
スタンド花の搬出日時を迎えたら、フラワーデザイナーが再度会場まで来て、スタンド花を回収します。

搬出までを終えたところで、これで完了となります。